2022年の経済状況

2019年12月、中国で初の新型コロナウィルス感染者が確認されてから早3年を迎えようとしており、それに追い打ちをかけるように2022年2月24日、ロシアがウクライナ侵攻を開始したことにより大きな経済的影響が次々と発生しました。塩ビ業界も大きな打撃を受けております。一番大きな要因は、原油高騰によりPVCの主原料が年に何度も値上げされ、自社努力のみでは吸収できない状況となり、取引先の皆様にもご協力賜っております。

日本はエネルギー輸入依存度が高く、こういった世界情勢の影響に大きく左右されてしまうリスクが高くなることを実感させられました。塩ビに関する製品だけでなく、身の回り全てのモノに影響が出て、食料品の値上げをはじめとして、半導体不足による自動車の納期長期化、家電製品の品薄など、全てが輸入依存に関係してくるものとなっております。

また、為替についても円安ドル高、24年ぶりの安値更新で140円半ばまで下落してしまいました。

我々は現時点ではこれに対応せざるを得ませんが、これを機にイノベーションしていく良いきっかけになればと思います。

弊社としても、時代に合わせた変化に立ち向かって、新しい取組みを実施してまいります。

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